Snap On
スナップオンの歴史
■ 車が大好き
自動車には様々な楽しみ方があります。
主に運転が好きな人と、整備やカスタマイズが好きな人に分かれるのではないでしょうか。
もちろんどちらも同じくらい好きという人もいらっしゃることでしょう。
自動車の発明以来、世界中でたくさんのファンを増やしてきました。
愛車でドライブするのも楽しいものですが、自分だけのプライベートスペースや個性を発揮する場にもなる車をカスタムするのにも、たまらない魅力があります。
特にマニアックな車好きを虜にしているのが旧車です。
旧車を整備したりカスタマイズしたりするためには、専門のツールやパーツが必要になってきます。
専門店でも取り扱っていないような希少アイテムを購入する場合は、オークションサイトなどを上手に活用すると良いでしょう。
旧車の整備やカスタマイズに必要な自動車工具の有名ブランド、スナップオンの歴史について紹介します。
■ アイデア
現在では130カ国以上のから大きな信頼を得ている自動車工具ブランドは、ひとりの青年のアイデアによって誕生しました。
1920年代のアメリカは「狂騒の20年代」と呼ばれ、経済政策の発展に伴い、人々の暮らしも経済もどんどん活気付いてきました。
そんな中、T型フォードの量産型車が生まれたことで、自動車産業が目覚しく発達していきます。
新車・中古車・輸入車など、様々な車が走るようになると、それだけ整備の需要が増えます。
自動車を整備するためのツール(工具)は、ネジの種類や箇所によってサイズや形がバラバラで、それぞれに合ったツールを用意するとなると、膨大な数になってしまうことが利便性に欠けているとして、整備士の頭を悩ませていたのです。
グラインダー製造会社に勤務するジョセフ・ジョンソンという青年は、「少ないツールで多くの作業ができないか」という発想で、レンチのソケットとハンドルを分解するというアイデアを出しました。
それこそが、世界最大の自動車工具メーカー「スナップオン」の代表商品となるインターチェンジャブルソケットレンチのはじまりなのです。
■ スナップオン社の誕生
このアイデアを形にして販売することを決めたジョセフ・ジョンソンは、「5本で50の仕事をする」というキャッチフレーズで、商品の販売を始めました。
メカニックの購買意欲を刺激する商品販売戦略を持って、アメリカ経済低迷期にもどんどん売上を伸ばし、海外進出や工場の増設を果たすのです。
1960年には、米軍の依頼により「フランクドライブ・レンチシステム」を開発し、以降のボックスソケットやレンチなどにその技術を取り入れたことで高く評価されます。
この技術は特許を取得し、当時では画期的で実用的な商品として大きな支持を受けました。
名実ともに世界に名を知らしめたスナップオンは、現在でも多くの自動車工具ユーザーから高い支持と人気を得ているのです。
■ フランチャイズ展開
プロフェッショナル仕様で、日本で販売されている自動車工具とは値段も品質も異なるスナップオンの製品は、現在では通販で購入することもできます。
世界に拠点や工場を開設し、時代の流れとともに通販の需要が高まりました。
フランチャイズ展開をすることで、よりたくさんの人に商品を知ってもらい、使用してもらうことができるという企みが、需要と上手く融合している結果といえるのではないでしょうか。
通販サイトによっては、格安で購入出来たり送料無料で購入出来るなど、ユーザーが喜ぶサービスを提供してくれるところもあるでしょう。
Kyusha.netでも使い勝手の良いスナップオンの製品を取り扱っています。旧車のカスタマイズに欠かせない自動車工具は、機能的で質の良いものにこだわってみませんか?